ロリ作品紹介

ロボットに嫉妬するほどに、人間は『自己愛』を忘れてる。

BETTER THAN SEX:A

一度目で抜いて、二度目で泣いた作品。
申し訳ないんだけど、最初に見た時は抜き目的で購入したから、中身をじっくりと見れてなかったんだよね(;’∀’)

けれども、昨夜なんとなく寝つきが悪かったから、なんとなくこの漫画を見返してみたんだけどめっちゃ涙が出た。

今回はこの作品にグッと来た理由について、ちょっとまとめてみたいと思います。

https://lolinaseikatu.com/%e3%80%902025%e5%b9%b4%e6%9c%80%e6%96%b0%e7%89%88%e3%80%91%e5%bd%93%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%88%e3%81%ae%e6%ae%bf%e5%a0%82%e5%85%a5%e3%82%8a%e3%83%ad%e3%83%aa%e3%82%b3%e3%83%b3%e5%90%91%e3%81%91/

泣いて、漏らしてしまうほど、自分が大事。

積み重ねてきた、”自我”を失う恐怖。
ヒロインたちはアンドロイド。
だからこそ、カラダの欠損は、魂の欠損と同義じゃないんです。
彼女たちが唯一失うことを恐れているのが、”自我”。
つまり、自意識の喪失です。

通常のアンドロイドとは違い、自意識を持ちプログラムウォールを自力で破った存在を、作中では”自我体”と呼ばれ、社会的に存在が許されていません。
人間に危害を加える存在であるがゆえに危険視されている。
そんな彼女たちを求めるのは、やはり”闇の世界”。

従順でないロボットをあえて選び、自我を踏みにじることで快感を覚える変態たちの需要にこたえるため、彼女たちは集められました。

“とある言葉”を言われれば、どんなに嫌なことでも従わざるを得ない。
人間が”とある言葉”をたった一言発するだけで、体中に恐怖が駆け巡り従順にならざるを得ない。
“自意識を削除される”脅しを本能的に訴えかけることで、目の前の相手に屈服させられる屈辱。

それを言われたとしても、自意識がトンでしまうわけではなく、あくまでそのままで恐怖し、人格を踏みにじられつつも、抵抗の気概は残すことができる。

だからこそ、本作品のヒロインは自分を害する人間に対して、何度も抵抗します。

それでも、どうしても、自分を愛せる強さ。
あきらめて従順になることも出来るはず。
けれども、最後の最後までヒロイン”ナユタ”は自分を貫きます。
たとえそれが変態どもを喜ばせるだけだったとしても。

個人的にグッと来たのは、どこまでも純粋に自分を好きで愛せることがこれほどまでに幸福なのかと、気付かせてくれた点です。

世間的には、利他的精神だとか、家族のため、社会のため、って価値観が先行して、自分を愛することに対しての価値が低いように感じるんです。

でも、それが行き過ぎるとロボットとそう変わりません。
社会規範を第一に考えて動く人間って、それほど魅力的でしょうか。
ちょっと過激な発言かもしれませんが、まず自分の欲望や飢えがあって、それを社会と折り合いをつけながら満足を見つけるから人生って楽しいじゃないですか。

だとするならば、ロボットになるのは全然楽しくなくて、どこまでも原点は自己愛だと思ったんです。

本作でも、原点に戻ってヒロインは”ある種の勝利”を得ます。
それも、とてつもなくかっこよく。

これは、ナユタの勝利であって、自己愛の勝利だと思うんです。

本来自己の容姿にアイデンティティを持つはずもないアンドロイドが、自身のパーツを愛して、それを欠損させた相手を殺したいほどに恨むことができる。

そんな存在だからこそ、羨ましいくらいに生き生きとしていて魅力的。
人間の僕の方が彼女たちのほうが生きていると錯覚してしまうくらいに、訴えかけてくるような物語でした☆

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あとがき

ロリ要素一切ないのに、本編を買っちゃったぜ(;’∀’)

でも、世界観やセクサロイドの設定がめっちゃわかったので、もしこの作品に興味が湧いた方は必読だと思います☆